ねぇ、どうして私が生まれたの?
この子供の疑問にどのように答えるべきか?
「ねぇ、どうして私が生まれたの?」
なるほど、いい質問だ!
しかし、小学生になるかならないかの子供にどのようにしてそれを教えるべきか?
それは・・・。
①コウノトリが運んできたんだよ
②神様がくれたんだよ
③天から降ってきたんだよ
うん、なんか違うな
嘘はよくない嘘は・・・。
いいかい、それはとても難しい問題だ。男の人と女の人が愛し合うと子供ができるんだ。
パパとママが愛し合った結果、子供ができた。それがあなたなんだよ。
今はわからないかもしれないけど、13歳くらいになる頃にはきっとわかるようになるよ。
もしかしたら学校の授業で習うかもしれないし、友達同士でそのことについて話し合うようになるかもしれない。
でもこれはとても難しい問題なんだ。
どのようにして生まれるかはいずれわかるようになると思うよ。
私はあなたが生まれてきたことにとても感謝しているし、有難いことだと思っているよ。
「へぇー」
これは難しい問題だからもし、パパと違うことを言っている友達がいたとしても
「違うよ!男と女が愛し合ったから子供が生まれるんだよ!」
とは言わないでほしい。
これにはいろんな考え方があるんだ。
考え方は人それぞれだからね。パパはそう思ってるってだけ。
きっとわかる日が来るからそれまで楽しみにして待っているといいよ
・・・。
本当に子供の素朴な疑問というものに答えるのは難しい。
しかし、嘘を教えるのもちょっとアレなのでできるだけ真実に近い形のことを
言ってあげたい。
しかし、男性である私が女性である小学校も行っていない子供に真実を言うのがいかがなものか。
悩ましいことではあるが、こういった繊細な問題を持つ子供に向き合う時間こそ
大切な時間だなだと思う。
向き合った時間の数だけ思い出に残るものだ。
私もそうだったように
自分の場合は男性だったので母から
エッチしたら生まれるんだよ!とガサツに教わったような気がする。
避妊の重要性を常に言っていたような・・・。
うん、忘れよう。