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新入社員を指導するときの心得3つ

3つの心得
私の会社に珍しく新入社員が入社してきました。
中途採用で私よりも年上なのですが、素直なので指導しやすいです。素直が一番!mosです。

新入社員って教えることが多くて大変ですよね。
私も最初は戸惑いましたが今は自然に指導しています。
若い子は素直に言うこと聞かないし、怒ったらすぐ辞めるし
もうどうしたらいいのかわからない。

そんな状況ありませんか?

そこで私が心に決めている新入社員が入社してきた時の心得を3つにまとめて教えます。
誰かのお役に立てばうれしいです。


新入社員指導心得1 泣きたくなるほど丁寧に教える

泣く赤ちゃん

新入社員で入社してくる人は、右も左もわからずに入社してきます。

「このぐらいわかるだろう」

「こんなこともできないのか」

とは思わないことが重要です。

例えば、デスク系の仕事を教えていて
デスクが汚れてきたら片づける。

そんなことすらわからないと心得ましょう。

そして、ゴミをどこに捨てるのか。
どこまで汚れてきたら片づけるか
ペンはどこにしまうのか。

出社するときは最低でも5分前にくることとか
運転の仕事であれば運転中はどこに気を付けるとか
運転中にスマホを見たらダメだとか・・・。

無限に教えることはあるはずです。

PCの起動の仕方までこれでもかというくらい教えてください。

新入社員にはやってみせる

新入社員

教える上で一番大事なことは

口で言うだけではなく、やってみせること

丁寧に説明した後に必ず
実際にこのようにやるんですよとやってみせる。

これを見てもらうことが一番早く上達します。

スジの良い新人ならやってみせるだけで
できちゃう人もいるくらいなので効果絶大ですね。


ときには、あまりの新入社員のデキの悪さに嘆くこともあるでしょう。
しかしめげてはいけません。

しっかりと「当たり前」を教えましょう。

平等に教えること

仕事ができる人でも
仕事ができない人でも

同じようにしっかりと教えるということがポイント。

泣きたくなるほど丁寧に教える。これが私の心得です。
数年後、あの人は丁寧に教えてくれたと言わせるためにもがんばりましょう。

新入社員指導心得2 徹底的にやらせること

実行する人

泣きたくなるほど丁寧に教えたら次は

「徹底的」にやらせてあげて下さい。

人はやらなければ覚えません。絶対に!

よく、教えるだけ教えて全然仕事をさせてくれない上司がいますが論外です。
どんなに仕事が遅くても我慢してください。
新入社員なのだから遅くて当然。間違って当然です。

まずは徹底的にやらせてあげてください。

実がこれが一番難しいと感じます。
とりあえず口を出したくなるし、あまりの遅さに自分でやってしまうことも
私自身しばしばあります。

自分でやってるうちは新入社員は育ちません。
責任はあなたです。でも実務は新入社員の仕事だと思ってください。

口や手をだしたくなったとしても我慢してください。

泣きたくなるほど丁寧に教えましたよね?
なら、間違おうが遅かろうが黙ってやらせます。


口を出しても

「それはわかってるんだよ!」

というのが相手の心の中。

作業が遅くて見ていられず手を出しても

「遅くて悪かったな!しょうがないだろ!新人なんだから!」
というのが相手の心の中。


なら見守りましょう。ぐっとこらえて・・・。我慢我慢です。

新入社員指導心得3 できたら褒めるダメなら理由を説明する

ダメ社員

さて、丁寧に教えてやらせたら新入社員にその結果を伝えましょう。

新人の割に上出来だと思えば褒めましょう。

褒めない方もいるようですが、私はこれには反対です。
褒められてうれしくない人なんていません。

一生懸命やった結果、褒められたらうれしいに決まっているのです。

褒めないのは教える人が褒めたくないだけなのではと思ってしまいます。

逆に、仕事をやらせてみてダメだった場合。

何がダメだったのか。
なぜダメだったのか。
どのようにダメだったか。
どうしたらそれが改善できるのか。

しっかりと伝えましょう。
そして再度チャレンジさせます。何度でも何度でもです。

できたら褒めてあげましょう。

この時、作業途中で言うのは止めた方がいいです。
一通り仕事が終わった後に結果を伝えることがポイントです。


わからないことがないくらい丁寧に教える
    ↓
ひたすら仕事をやらせる
    ↓
ダメだったところを伝えて、またやらせる
    ↓
できたら褒めてあげる。
    ↓
次の仕事を教える(ふりだしに戻る)


このサイクルを作ることが肝心です。
こうすることで少しずつ大体どのような人間でも成長します。
当然スピードは人それぞれありますが、1年経つと新入社員の頃よりもできない
なんてことにはならないはずです。

この中で難しいのは

「徹底的にやらせてみる」

これが一番だと感じています。
人によっては「褒めること」が難しいと感じる人もいるようです。

山本五十六氏の名言

ワイン

最後に

山本五十六さんの名言で締めます。
私はこの言葉を心得としており、大変に役に立っています。
彼の言葉は非常に芯をとらえた言葉だと思っています。

山本五十六氏の名言

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
引用元:
www.ym56.net山本五十六名言集|山本五十六.net

もっと山本五十六さんの名言を見たい人は上記のサイトが参考になります。


新入社員を指導することは非常に大変な作業です。
イライラせず、根気よくがんばってください。ひっそりと応援しています。
がんばるあなたに乾杯